GBゼルダ 「夢を見る島」を深読みしてみた
「夢を見る島」 GB初のゼルダシリーズとして、1993年にリリースされました。
その後1998年にGBカラーでリメイクされ、さらには2019年にNintendo Switchd
で新たにリメイクされました。
GBとは思えないほどのアクション性と素晴らしいグラフィックを備えており、また、評価の高いストーリー性と、それらを彩る様々な個性的なキャラクターが多く登場します。
特にその切ないストーリーは多くの人の心を掴み、今でもシリーズ最高傑作と称する人を見かけます。
僕自身もゼルダシリーズは多くプレイしてきましたが、夢を見る島をプレイし終えた後は何とも言えない喪失感にかられました('_')
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アクション性とグラフィックについて
前作(スーファミ)と比べてもそこまで違和感なく遊べます。
ボタン数などのハンデこそありますが、新アクションのジャンプと、突如切り替わる2Dアクションなど操作のバリエーションが増えました。
変なキノコ食って狸になるおっさんや、歌を歌ってただけで魔物につかまるヒロイン、電話でしか話せない爺さんなど、かなり濃いキャラクターがてんこ盛りとなっています。
また他のゲームのキャラクターの数多く登場しており、GB名作「カエルの為に鐘はなる」のリチャード王子、ヨッシー人形にワンワン、ピーチ姫のブロマイド写真も出てきます(笑)
てか昔ゼルダの書籍で、「ワンワン」はゼルダのスタッフの方が考えて没になった敵キャラだと読んだ記憶があるのですが、誰かその書籍持ってますか?(;´・ω・)
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ストーリーについて(ネタバレ注意)
まぁ簡単に言うなら夢落ちです(笑)
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深読みしてみる
GB(携帯機)では、という限られた容量とグラフィックで個性を出すために、ストーリーで特化している作品が多くみられます。
本作「夢を見る島」では特にメインイベント、サブイベントともに豊富で、さらにキャラクターを濃くすることで人の心に強く印象付けてきます。
そして何より、夢の中(リンクが島にうち上げられてから目覚めるまで)
と、夢の外(最初の遭難シーンと、夢から覚めて漂流してるシーン)
を変えることで、
夢と現実の世界はっきりと区切って表現されています。
意図的か容量の問題かはわかりませんがNintendouSwitch版でも、同様の区切りが使われているようなので自分的にはやはりそうだったと確信が持てました('◇')ゞ
GB版でもリメイク版でもいいので一度プレイしていただけると幸いです!
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