ポケモン人気に影響されてしまったドラクエ
ポケモンの人気が爆発し、GBが盛り上がっている最中、数々の乗っかり商品が生まれました。その中でも対等とまでは行かずとも、確実に風穴を開けれた商品が生まれました。それが「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド」です。
この作品は1998年に発売され大ヒットし、2001年には続編の「ドラゴンクエストモンスターズ2マルタの不思議なカギ」がリリースされ、今でも続くドラクエのDQMシリーズとなるまでに発展していきました。
システム面では、初代でほぼ確立されており、基本的にはモンスターを「集める」、「育てる」「戦わせる」そして、通信ケーブルを用いた友達との交換や対戦などといったポケモン的要素がしっかり含まれています。('◇')ゞ
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ストーリーについて
お姉さんが魔物にさらわれた!助けに行かなきゃ!
という流れで後を追いかける(タンスに入る)と大きな木で魔物と暮らす国に飛ばされるところから始まり、王様からなんやかんやでそそのかされて魔物使い(モンスターマスター)仕立て上げられ、国代表の選手として大会に出たらお姉さんと決勝で戦いました。というお話です。
各旅の扉(ステージ)のボスには、今までのドラクエシリーズ(6まで)の中ボス、ラスボスなどが出てくるのでシリーズファンには嬉しい要素となります -
グラフィックと操作性について
呪文、特技のエフェクトがとても優秀であり、GBC対応なのでとても分かりやすいグラフィックです。が、
いかんせん、初代は足が遅いです・・・ただでさえマップ移動が多い今作では結構な致命的部分となります。(;´・ω・)
しかしその点については次回作の2でしっかりと修正されており、スムーズな移動が可能となりました('ω') -
優秀な配合システム
このシステムこそ、ポケモンと一線を介しGBに新たな風穴を開ける事が出来た、このシリーズの主な特徴ではないでしょうか。
簡単に説明すると、
親となる育てたモンスター2体を結婚させ、新たなモンスターを生みだします。そのモンスターは親の組み合わせにより変化するのでもし「ゾーマ」が作りたいのならば必要な親モンスター、さらにその親モンスターといった風にかなりのモンスターを集める必要があります。その為の情報も、友達や近所のお兄さんから集める必要が出てきます(笑)このように自分の周りのコミュニティの輪がどんどん広がっていくような感じが、当時はすごく楽しかった事を思い出しました。
今でも友達と飲みに行ったりする時は、たまに昔遊んだゲームの話題になったりすることがあります。
その時に、ポケモンやDQMでみんなで集まってやってた事、あのモンスターは強かった、などといった思い出話を楽しくできるのは当時新しい遊びを提供して頂いたゲーム開発者たちのおかげであります。
ある意味、当時だけでなく今現在でもあの頃のように思い出という形で遊ばせて頂いてるのかもしれません。(^^♪